国際枠組参加活動

国際枠組参加活動(旧:特別研究活動)

当フォーラムが関係各国のカウンターパートと共に構成する各種の国際的な枠組みにおいて参加している研究活動である。

東アジア研究所連合(NEAT)

(2003年9月~)

東アジア研究所連合(The Network of East Asian Think-tank:NEAT)は、ASEAN+3首脳会議の決定を受けて設立された、政府公認のトラック2のシンクタンクのネットワークであり、ASEAN加盟10カ国と日中韓を合わせた13カ国の知的人材を動員して、東アジア地域協力に知的な支援を与えることを目的としている。NEATにおいては、各国政府によって指定された「国別代表(カントリー・コーディネーター)」が国内の調整作業と対外的なコミュニケーションの円滑化に当たることとされており、当フォーラムは、日本政府から日本の「国別代表(カントリー・コーディネーター)」 に指定されている。NEATは年に一度総会を開催しているが、その年次総会で採択される政策提言は「ASEAN+3」首脳会議に提出され、留意される。

当フォーラムは、これまでNEATの設立総会(北京、2003年9月)、第2回年次総会(バンコク、2004年8月)に代表団を派遣したほか、2005年8月21-23日にはその第3回年次総会を東京で主催した。その後も、第4回年次総会(クアラルンプール、2006年8月)、第5回年次総会(シンガポール、2007年8月)、第6回年次総会(バリ、2008年8月)、第7回年次総会(ソウル、2009年8-9月)、第8回年次総会(マニラ、2010年8月)、第9回年次総会(ベトナム・ダナン、2011年8月)、第10回年次総会(北京、2012年8月)、第11回年次総会(クアラルンプール、2013年8月)、第12回年次総会(プノンペン、2014年9月)と、毎年代表団を派遣している。

【作業部会(WG)】

2005年に東京で開催された第3回年次総会以降は、総会開催前にいくつかのテーマに基づく作業部会(WG)が組織され、これにより、NEAT参加国の専門家からなるグループがテーマごとに作業部会において議論を重ね、その成果が年次総会での政策提言に反映されるようになった。これまでに日本が主催を引き受けたWGは、各年次総会について次の通りであった。

2014年 第12回NEAT年次総会(カンボジア・プノンペン)
  ・「人と人との連結性強化」WG(佐藤禎一主査)
2013年 第11回NEAT年次総会(マレーシア・クアラルンプール)
  ・「人と人との連結性強化」WG(佐藤禎一主査)
2012年 第10回NEAT年次総会(中国・北京)
  ・「東アジア防災協力」WG(岡﨑健二主査)
2011年 第9回NEAT年次総会(ベトナム・ダナン)
  ・「東アジア防災協力」WG(岡﨑健二主査)
2010年 第8回NEAT年次総会(マニラ)
  ・「東アジア防災協力」WG(岡﨑健二主査)
  ・「東アジア食料安全保障」WG(大賀圭治主査)
2009年 第7回NEAT年次総会(ソウル)
  ・「東アジア環境協力」WG(シンガポールと共催・廣野良吉主査)
  ・「東アジア食料安全保障」WG(大賀圭治主査)
2008年 第6回NEAT年次総会(バリ)
  ・「東アジア環境協力」WG(シンガポールと共催・廣野良吉主査)
2007年 第5回NEAT年次総会(シンガポール)
  ・「東アジア共同体構築の全体構造」WG(白石隆主査)
2006年 第4回NEAT年次総会(クアラルンプール)
  ・ 「東アジア共同体構築の全体構造」WG(白石隆主査)
  ・ 「域内為替相場の安定と東アジアにおける金融危機の予防」WG(浅見唯弘主査)
  ・ 「東アジアにおける貿易―直接投資―技術」WG(吉冨勝主査)
2005年 第3回NEAT年次総会(東京)
  ・ 「東アジア共同体構築の全体構造」WG(田中明彦主査)
  ・ 「国際収支不均衡の解決を通じた東アジア経済統合の促進」WG(吉冨勝主査)
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東アジア・フォーラム(EAF)

(2003年12月~)

東アジア・フォーラム(The East Asian Forum:EAF)は、ASEAN+3首脳会議の決定を受けて設立された国際組織であるが、上述のNEATが東アジア13カ国のシンクタンクをネットワークでつなぎ、東アジア地域統合、さらには「東アジア共同体」を推進する知恵袋になろうとしているのに対して、東アジア・フォーラムは、東アジア13カ国の産・官・学の代表者を集めて、1・5トラックという半官半民の立場から、東アジア地域統合の動きに対して知的支援を提供しようとするものである。わが国からは、産・官・学の各界を代表する団員からなる日本代表団が毎回出席しており、東アジア地域の協力関係のあり方について関係国と議論を行っている。EAFにおいては、各国政府によって指定された「国別代表(ナショナル・フォーカル・ポイント)」が国内の調整作業と対外的なコミュニケーションの円滑化に当たることとされており、当フォーラムは日本政府から日本の「国別代表(ナショナル・フォーカル・ポイント)」に指定されている。



日中韓三国協力研究所連合(NTCT)

(2015年8月~)

日中韓三国協力研究所連合(The Network of Trilateral Cooperation Think-tanks:NTCT)は、日中韓外相会議の決定を受けて設立された政府公認のトラック2のシンクタンクのネットワークであり、日中韓3カ国の知的人材を動員して、北東アジアをはじめ世界の平和と安定に向けて知的な貢献をすることを目的としている。NTCTにおいては、各国政府によって指定された「国別代表(ナショナル・フォーカル・ポイント)」が国内の調整作業と対外的なコミュニケーションの円滑化に当たることとされており、当フォーラムは、日本政府から日本の「国別代表(ナショナル・フォーカル・ポイント)」 に指定されている。中国では中国外交学院(CFAU)が、韓国では韓国国立外交院(KNDA)が、それぞれ「国別代表(ナショナル・フォーカル・ポイント)」に指定されている。



これまでの関連活動